作業服に防寒着を選ぼうと思う場合、どんなことに注意して選んだらよいのでしょうか。実は、一見同じように見えるとしても、それぞれに異なる特徴を持っているため、自分が作業を行なう場所などを十分考慮して選ぶことができます。例えば、冷凍倉庫内で仕事をする人の場合、冷凍倉庫用の防寒着を作業服として選ぶことができるでしょう。基本的に、冷凍倉庫内での着用になるため、大雨や嵐などの悪天候にも耐えられるような防水機能は不必要で、撥水加工で十分であると考えることができます。
冷凍倉庫用の防寒着と一口に言っても、マイナス30度の冷凍倉庫用のものや、マイナス40度のもの、またマイナス60度のものなど、幾つかのタイプに分かれています。それで、自分が働く冷凍倉庫はマイナス何度にあるかを考えて選ぶことができます。また、屋外用の防寒着を作業服として選ぶ際には、地域性を考慮することも大切です。実際、冬場の仕事と言っても、比較的暖かい地域と極寒地では全く異なります。
雨や雪などがよく降る極寒地であれば、作業中にかいた汗が冷えるといった状況を防ぐためにも、防水機能があり、なおかつ蒸れない素材のものがよいでしょう。お勧めなのは、機能綿とも呼ばれる特殊な中綿が入った防寒着です。極寒地ほど寒くならない地域で雨の中でも屋外作業をする場合であれば、防水機能があるものを作業服として選ぶのもよいでしょう。他には、作業の効率などを考え、軽さを重視して選ぶのも一つのポイントと言えます。