作業服の上下を購入する時の基準として上下それぞれに季節に合わせた機能性がある物を選択してください。夏の場合脇の下や背中は蒸れる事が多くこの部分に通気性を考慮したメッシュがついていると長時間の作業も快適な環境で行う事ができます。同時に作業服上下の可動範囲も重要で、腕や足の可動範囲をサポートするアームホールと呼ばれている部分がついている物を購入してください。また可動範囲をサポートと安全性をキープする意味でもステッチと呼ばれている縫い目も非常に重要で、着心地の良い物については多方向からのステッチが施されているため安全性と可動範囲の高さを両方維持した仕上がりになっています。
作業服の着用を必要とする現場では複数の道具を使用する事が多いため、収納スペースが充実した物を購入してください。収納スペースの場所は二の腕部分と胸ポケットのついている物が最適です。この部分の収納スペースは片手が塞がっていてももう片方の手で道具を取り出せる位置なので、筆記用具や通信端末を取り出すのに最適です。複数の記録事項があるような現場では内ポケットのある服もお勧めで、汎用性のある物には両方の利き腕の方が使用できるように複数の内ポケットがついている物もあります。
作業服に帯電性があれば内ポケットに泥や電気等の干渉を防ぎたい物を入れる事もできるので、着用できる現場がさらに広がります。こういった機能がついている物についてはファスナーの接着部分にも耐久性のある生地を使い、体に危険物が干渉してしまうのを防ぐ効果もあるため、現場に潜む危険性に合わせた物を購入する事もお勧めです。